モトーラ世理奈さんが好きで、観たいと思っていてようやく見に行けた。
見に行って良かった。
震災で家族を亡くした春香は叔母と二人で広島で暮らしている。そんな中、叔母が倒れてしまう。
そこから何かを思い、岩手の大槌に向けた旅が始まる。旅を通して出会う人たちと過ごす中で、少しずつ「生きていく」という思いが生まれてくる。
春香が自分の思いを泣きながら叫ぶシーンが何度かあるが、胸が締め付けられる。モトーラ世理奈さんの演技力が光る。
風の電話で、家族への思いを話すラストは、忘れない、という思いと、生きていく、という思いが語られる。
もうすぐ3月11日がくる。
私も、大切に生きていこうと思う。