おなべ

るろうに剣心 最終章 The Finalのおなべのレビュー・感想・評価

3.7
◉ワーナーブラザーズさんからの試写会の招待で鑑賞。シリーズ4・5作目となる本2作は、原作でも最終章となる「人誅編」を描いており、4月23日公開の「The Final」と、6月4日に公開を控える「The Beginning」の全二部構成。

◉志々雄真実との壮絶な死闘を経た剣心たちは、その後 神谷道場で平和に暮らしていた。その矢先、突如として東京の街は襲撃され忽ち火の海に。そして姿を現す謎の刺客たち。縁のある者や建物が次々と狙われ、剣心は再び戦いを余儀無くされることに…。

◉序盤から怒涛のアクション。さすが《大友啓史》監督の繰り広げるタイトでスリルを極めたアクションは迫力に富み、最初から最後まで見応えがあった。また、クールなBGMで興奮を煽ったかと思えば、ここぞというタイミングであえてBGMを無くすことで肉薄した緊張感を演出。アクションシーン然り 見せ方が巧い。さらに今までのシリーズで登場したキャラクター達の登場で興奮はMAXに。総じて『るろ剣』ファンには堪らない作品仕様になっている。

◉本作で完結を迎えるが、剣心の過去にまつわる続編にも期待大。
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