劇場が閉まる前に何としても観たかったが、いやー燃えた。
日本が生んだ史上最高のスウォードアクション。
佐藤健と哀しき復讐鬼の新田真剣佑はもちろん、役者がみんないい。
武井咲も土屋太鳳も神木くんも、みんなカッコよくてエモくて揺さぶられっぱなし。
香港武侠映画のそれとは違って、ちゃんと重力を感じさせる超スピードのワイヤーワークは、もはやそれだけで芸術品。
ドラマの緩急も適度で、2時間半近い長尺を飽きさせない。
最終章の後編は「The Beginning」なんで、物語の時系列としてはこれで完結。
心に傷を抱えたるろうにの生き直しの物語として、見事な有終の美を飾った。
しかし、このタイミングでの公開は、あまりにも気の毒。
とりあえず緊急事態宣言は東京と関西だけなので、他の県の映画ファンには宣言明けまで盛り上げてもらいたいなあ。
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