さかい

るろうに剣心 最終章 The Finalのさかいのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台挨拶中継で。今回も面白い。
正直原作での思い入れは連載当時も今でもだんぜん京都編なのだけど、映画としてはちゃんと実写京都編にも負けてない満足度
縁は決して志々雄以上の敵ではないが、実写るろ剣シリーズの魅力、大胆なアクションとの相性はバツグン
その点は縁が、刃衛にも志々雄にも比古師匠にも負けてないポイント。
役者の真剣佑も、監督やアクション指導らの製作者も、たぶんきっと「Finalの出来は縁のアクション次第」ぐらいの気合いをこめていたと思う
真剣佑は上着脱いだ本気モード縁のマッチョさを出すために、本番撮影中の時期でも撮影現場にインストラクターまで呼んでヒマさえあれば筋トレしてたという。超ストイック。
でも前半の服も割と好きで、縁はあの黄色いダボダボのチャイナ服をはためかせ跳び回るアクションがかっこいい



・何故殺した
・何故殺した
・何故殺した
張…。死体がしょっきんぐ、いや普通にショッキング
前回も翁が死んだし今回も誰かやばいかもなとは身構えてたけど
前川先生や川路大警視(史実では明治12年に病死)あたりが危ないかと思ってた

・舞台挨拶で武井咲も言ってたけど今回操がめちゃ頑張ってて強くてかっこよかった
衣装もまじめな隠密っぽくて渋い。フトモモとか出してない
最後は気絶KO勝ちになったけど、途中観てる時は(御庭番衆は不殺制限とかないし)あの短刀や拾った鎌で無名異のノドかっ切って勝ってしまうかもって思うような殺気だった。
蒼紫様はおばあさんをかばってケガしたならしかたない。格は落ちてない

・隠し球、宗次郎登場!
前作は「うわあああ!ああああ〜!」で退場だったので宗次郎にフォローあってよかった
剣心と二人並ぶと着物が赤系青系でダブルヒーローのようにみえる
この二人がのちに剣をペンに持ち替え錦絵作家を目指したという俗説もあるがさだかではない(参考文献:集英書房『幕マン。』)

・実写版シリーズ名物、毎度斬られる清里どの。
もうそれブリッツガンダムがやられるシーンぐらい見たよ(いいすぎ)。しかも「うぐ…死ねない…!ゴホ…うおおお!」って、一回はじまるとビミョーに長いし(笑)
巴の十字傷がつく流れは、うっかり事故じゃなくて本人にも説明できない愛憎割り切れない感情を刻み込んだ的な、個人的に漫画より納得できる流れかも
ビギニングも楽しみになってきた。

沖田総司役村上虹郎は『武曲』の人なので納得!いま20代前半の役者なら一番合ってる人かもしれない
検索してみると、岡田准一の燃えよ剣にも出るらしい。そこでは岡田以蔵役らしい
以蔵といえば龍馬伝で佐藤健がやってたやつ!でも原作「燃えよ剣」に以蔵はたしか出ない
しかしいつ公開されるのだろう、燃えよ剣も。
さかい

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