MANA

るろうに剣心 最終章 The FinalのMANAのレビュー・感想・評価

4.8
抜刀斎の頬にまだ十字傷はあるか

平和な時を過ごす剣心たちは、突如東京を襲ったのが、剣心に恨みを持つ者の仕業だと知る。それはかつて、この手で斬殺した妻の弟だった。復讐に燃える雪代縁との因縁が、周囲を巻き込み剣心に襲いかかる。
十字の古傷の記憶が蘇る映画。


キャスティングがとにかく素晴らしい。
伝説の最期編で「雪代縁のところ、やらないのかな〜でもやるとしたら誰だろう?🤔誰もいないな…」と思っていたのだけれど、真剣佑が雪代縁だと知って、「いや凄いわまんまじゃん……雪代縁生きてんじゃん……」となりましたぞ……凄い!
体格、雰囲気、アクション、とにかく全てが◎
いや〜〜〜海外での活躍も楽しみだなぁ。

一方、雪代巴は「うーーーーん有村架純か」と最初はなったものの、観たら見事ハマってた。あの薄幸感、まんま雪代巴。
有村架純はドラマより映画の方がはるかにいい演技する。
これは次作「the beginning」が楽しみ。

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オタクのぼやき:

「るろうに剣心」は漫画全巻既読。
細かいキャラクター覚えてないけど、雪代巴との出会いとか十字傷がついた話が好きで、そこだけはやたら覚えてる。

若い侍からつけられた、強い怨念の傷。
それにクロスする形でつけられた、愛も憎しみも知る女性からの傷。

新時代を築くため多くの命を奪った加害者であり、あらゆる犠牲を払った被害者でもある緋村剣心の生き様に、明るい未来がありますように。

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余談

やはり薫は好きになれぬでござる!

あと弥彦、やっぱりキャスト変わっちゃったか………
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