Taiga

るろうに剣心 最終章 The FinalのTaigaのレビュー・感想・評価

4.3
左之助…。


十字傷の過去を知る男、雪代縁との決戦を描いたシリーズ最終章。

剣心の血塗られた過去と、かつて愛した妻、雪代巴のアンビバレントな愛が生み出した復讐の鬼、雪代縁。

彼は純粋な悪ではなく、あくまで姉の為に剣心と対峙し、拳を振るう。
その姿がなんとも痛ましく、切ない。
やったれや、剣心!なんて、とても思えない。
(中盤の警察署長宅を襲ったカマキリ野郎の時には、剣心がボコボコにしてくれたので、スッキリしました♪)

佐藤健のスピーディな剣術とガタイ王子、新田真剣佑の重みのあるステゴロの決戦は本当にアツい。
邦画アクション最高峰と言われるだけある。


…ステゴロと言えばのサノ…。
今回、マジで噛ませでしかないのが、残念過ぎる。
宗次郎や蒼紫(マジでビックリした、ポスターちゃんと見て無かったから、出ないかと思ったので,,,)の前作キャラの登場にも胸が高鳴ったが、左之助が頑張る展開が個人的に胸熱ポイントだったので、彼の活躍が薄いのが残念で仕方無かった。

中国産パチもん志々雄さん、あれなんだったんだろう。

原作が気になるうぅ!
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