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d@bbe: 精霊の呪いのYuのレビュー・感想・評価

d@bbe: 精霊の呪い(2013年製作の映画)
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怖い顔は好きですか?私は大好きです!!!
中東(トルコの映画らしいです)のイスラム・キリストとかの宗教のノリをふんだんに使ったホラー映画!主人公?の恐怖している顔がサイコーに怖い!人の目ってこんなに見開くんだ!口ってこんなにでかいんだ!って気づかされる作品でした!
内容は『フクロウ男の呪い』を感じた。一言にまとめるとしたら意味わかんねー!死ね!って感じ。
宗教観に対して無関心を貫く国民性から来る感想かもしれないけど、内容が一切わかんないし、ラスト10分の不倫ドロドロの悲しみに一切感情移入ができない!!ただ毎回びっくりシーンの顔が怖い!!!!主要人物全員の怖い顔が見放題でお得感がある!

主人公(女性)がポルターガイスト+怖い夢を見たりして、実はそれが呪い系でやばかった!って話なんだけど、「ジン」とかなんたら専門用語がたくさん出てきてで、???ってなるけどトルコの人からしたら怖いのかも、ほぼ日本人の血で形成されてる肉体を持つ私にはよくわならない!!こまったね!しかもクソ長い!!2時間以上ってなんでやねん!!!もうええわ!!ってなる!!

エンディング前の実話でした感を出す文章では、「これやっぱり不倫こじらすサイコの集団なんじゃない?」って思っちゃう。
ただ、つまらないの?見ないほうがいいの?って聞かれたら、見ろ!サイコーだぞ!って言いたい。

サイコーは盛りすぎだけど、クソか?って聞かれたら「クソだよ!」って言えるけど断じてクソではない。ここまでのレビューを読んでいただいた人の頭の上には「?」が浮かぶかもしれないけどそれを払拭するポイントもあるから教えちゃうね。

一個目は前述したとおり「怖い顔」がたくさん見れるところにある。
よく考えると、(よく考えないといけない時点でクソだけど)怖いシーンって"怖いやつ"が怖いんじゃなくて、ビビってる人の恐怖に共感しちゃって「怖ッ!!」って感じることだと思う。その点に関すると、怖いの共感の誘発はかなり高い点数をつけられる。怖すぎて目から血を流す女を見た事ある!?チョー怖いんだこれが!!

2個目がニッチなツボになるけど降霊術(コックリさん的なやつ)が勢いよく動くシーン。かなり見てて楽しいですよ!
コックリさん的な降霊術ってやばい霊であればあるほどコインがスムーズに動くじゃないですか。
この映画の降霊術は最先端のテクノロジー???ってくらいスムーズに動きすぎる!!動物の頭蓋骨が卓上を縦横無尽に動き回る映像にはNBAを感じます!テーブルをこする音もGOOD!

3つ目は気味悪さ盛りだくさんのセットと、グログロ描写のこだわりです!SEも気持ち悪いけど、映像もかなり気持ち悪い!
決してグロすぎではないけど、見ててドン引きして見るのやめよう。ってところの一歩手前で止まるというか、続きでなにかある感じが見るのをやめさせてくれない!(続きで何かあるとは言ってない。)
人にはおすすめできないし、自分も大好きってわけではない作品でしたが、監督のやりたいことがジュワジュワ感じられて良かったジュワ、、
ホラー見てトイレに行かねば。ってなったのは初めてかもしれない。
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