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新感染半島 ファイナル・ステージのwoosのレビュー・感想・評価

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グランドシネマサンシャインにてIMAXレーザー2D字幕版を鑑賞
2021年新作劇場鑑賞1作目。
客席は5割くらい。
テーマ「選択」

[全体として]
新年最初の1作目として、パンデミック映画の1ジャンルでもあるゾンビ映画は、このコロナ禍にふさわしいと言ったら不謹慎だろうか。
それはそれとして前作が、ゾンビ映画として名作中の名作だったので、今回も非常に期待していたが、期待に十分答えてくれた。ありがとうございます。
舞台設定は前作から4年後で、すっかりゾンビに占領されてしまった韓国でのお話。
前作が「列車ものアクション」だとすると今回は「ケイパーもの」の要素が強い作品だった。

[良かったところ]
アクションや映像が素晴らしいし、日本で今この規模の実写大作は作ることがきっと出来ないんじゃないかと思うくらいすごいクォリティだと思う。
話の内容も主人公に強烈な影を落とすオープニングのシークエンスから繋がる、ラストの行動は純粋に感動できるし、強烈なキャラクターの悪役「ファン軍曹」や狂人タイプの「ソ大尉」も登場したり、登場人物それぞれがキャラ立ちしていて、それぞれのスピンオフが作れそうなくらいしっかりキャラ造形がされていると思う。
笑いの要素があったり、セットの構造が物語にしっかり生かされるように設計されていて本当にいい映画だなと思った。

[気になったところ]
それにしても前作の登場人物とのつながりが、全くない気がしたんだがそれはどうなんだろう。
あと感動描写とかは前作の方が「やや」ドラマ性が高かったかなと思います。

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
ゾンビ映画が苦手な人以外全ての人に勧められる作品です。
前作観てなくてもいけると思うので、気になる人は是非劇場で。
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