強烈なキャラクターが印象的な
名優 キム ユンソク初監督作。
優等生のジュリは自分の父親が
鴨料理店を経営する女性と不倫
しているのを知ってしまう。
店を覗いていると不倫相手の娘
である同学年のユナと遭遇する。
不倫相手であるお互いの父母を
詰り激突する2人。
ストレートに気持ちをぶつける
韓国映画らしい展開。
ポスター画像の上段の2人が
ジュリとその母親。
真ん中が監督自らが演じる親爺。
下段の2人が不倫相手ミイヒと
その娘、ユナ。
ポスターの上下にいる2組の親娘
のぶつかり合いと葛藤をメインに
描いていく。
ユナの母親ミイヒが相手と別れる
ように娘に迫られた時泣きながら
娘のくせに私の恋を邪魔しないで
と詰るくだりにはヒイた😅
けど映画が繊細に彼女の心情を
拾い上げていき、最終的には
ぶっ飛んだ母ちゃんの気持ち
がほんのりとだが理解できた。
望まない両親の逢瀬で生まれた
光に魅せられるふたりの娘。
その光を守って生きる決意を
するユナが魅力的。
つみきみほみたいな感じ😆
教室の中で大喧嘩を繰り広げ
何度ももう会わないようにし
ようと話しながら最後に2人
で訪れる場所で行われたある
『儀式』。
不倫された側のお母さんの
葛藤もきっちり描かれてる。
懺悔のシーン、男目線で観ると
やはりコワイかも😅
4人の間で右往左往する親爺が
なんか可愛く感じたりも😅
娘から隠れる為にエスカレーター
逆走するの笑ってしまった。
ユナの父親の正真正銘のドクズ
っぷりからしたら、全然可愛い
と思うの😅
劇場鑑賞通算292本目。