ふくろう

#ハンド全力のふくろうのレビュー・感想・評価

#ハンド全力(2020年製作の映画)
3.6
ハンド部と言う名のインスタ部がなんやかんやあってほんとのハンド部になっていく話。
男子高校生がわちゃわちゃとインスタ映え狙って会議してるとことか、真面目にハンドボールやってたはずの部長もがっつり練習以上に構図やポーズに拘ってくとことか、かわいい(?)。
順調に「いいね」を稼いでいく中でも満たされない閉塞感。思春期であるとか、隣で真面目にハンドやって結果出してる女子ハンド部とかだけじゃなくて、さらに震災後という要素をプラスしてるとこがみそで、安易だけどそれだけで説得力が出てきてて、シンプルに応援できる構図になってるのがいい。大人も子どももみんな色々あるよなってのが語りすぎずに、震災経験してるんだからってだけで出てくる。
サンダル先生を通して伝えたかったのはなんだったことってなんだろう。

しかし、顧問が安達祐実な時点でチートだけど女子ハンドボール部に美少女集まりすぎ。いくらインターハイ出てるからって、田舎の高校のハンドボール部にあんな美少女何人もいない。田舎の高校の運動部だから化粧っ気もなく素朴の感じに仕上げてるし、なんか地元にいそうな雰囲気醸し出してるけど、絶対いないよ。逆に素の美少女感が際立ってる。

加藤清史郎とか鈴木福、醍醐小太郎とか、この年代の人気者を出し惜しみせず全部使う感じ、凄い。それだけでも観てて楽しいし。

志田未来の絶妙なブス感。溶け込みすぎてて最初わからなかった。あれ?なんかこの人雰囲気ブスっぽいけどよく見たら美人では?というか、志田未来じゃん!!ってびっくりしてしまった。上手すぎ