ケイトリン・デヴァー、ビーニー・フェルドスタインをキャスティングするところからオリヴィア・ワイルドのセンスの良さが感じる。
本編も高校生活最後の夜の弾けっぷりとシンミリのバランスが良くセンスあるな~と
主役二人のコンビもとても良い感じで下ネタも不快感無し。
この二人が超が付く優等生。
羽目も外さないマジメな子で周りの楽しそうな子たちを馬鹿にしてたのが実は少し違っていたと気付くところから話が転がるというのがなかなかにユニーク。
馬鹿にしていた子たちの仲間だったらただの騒々しい映画になってしまうからね。
そこから始まる彼女たちの一夜の冒険
ある意味では自分の中の思い込みの正しさを否定してるところもありで、ギリギリ軌道修正可能な年齢設定に。
そういった自己の正しさの中に閉じこもった大人たちへのワイルドの意図はどこにあるのかも興味深いな。
人は話してみないと分からない、意識的に自分を変えないと周囲の眼も変らないという古くからある正しい生き方と思われているテーマが隠れてる。
コメディを装いつつ案外とシリアスな面も
そういう意味でとてもバランスが良い
予想とは少し違ったけどかなり好き