学生生活のキラキラした思い出を抱きしめたくなるような作品だった〜
ハイスクールものってドラマも映画も色々観てきたけど、ここまでグループとか所謂ヒエラルキーに縛られない作品って珍しい。
そんなの関係なく彼らが一緒になって高校生活のラストを楽しんでいる様子は、とっても羨ましくなるくらいキラキラしていた。
高校はそれぞれが個性を認め合ってわいわいするような環境で心地良かったけど、
そのアメリカン版でみんなまとめて盛り上がってぶっ飛んでる感じが痛快!
振り切った『ウォールフラワー』な感じで、エナジーがもらえる!
まだ大学を卒業したばかりで、“青春”と呼ばれる時間からの距離はまだ近い方だけど、あの頃がすごく懐かしくなったし
これは青春時代を過ぎてから観ることで“エモさ”が増して評価が高まる作品じゃないかなと思った。
だから、さらに年齢を重ねてから観たら泣けそう笑
聞いていた通り得意じゃない下ネタ結構バンバン出てきたけど笑、
それ以上に素敵な描写がたくさんあるから全体としてそこまで気にならなかったのも◎
LGBTQのことがいい意味でさらっと出てきたり、トイレが性別で分かれてないのも、進歩的で素晴らしかった。
それから音楽の使い方がBGM的じゃなく、主人公たちの頭の中にかかってる曲のようで新鮮かつ印象的。
20208
22・047