評判が良いので期待していました。
でもごめんなさい、ノれなかった。
私がもう青春から遠ざかりすぎたせいなのかな。
ストーリー的に、最後の思い出に弾けたい！も分かるし女の子のバカげた会話も可愛いし、胸キュンの最後も素敵。
なのに何がいけなかったのか？
まずはジョークのレベルが笑えない。下ネタ私も嫌いじゃないけど
そんなにいつもいつも、それしかないの？のしつこいレベル。
文化の違いだけれど、高校生がいつもパーティで乱れていて、こんなことするの？ということが普通のこととして描かれていて
それから
アメリカの青春ものって、すぐセックスしちゃうのがもともと違和感あったのだけれど
これがジェンダーフリーだかなんだか、同性で、しかも凄く憧れていて、気持ちが通じ合ってというのじゃなくて
いきなり始めちゃうのとか
私は感動出来ない。
そしてそういう違和感をさらっと乗り越えて平気な感覚が
ヤクをやろうが、教師と出来ちゃおうが、（勿論そういうのありだし、面白いとは思うけど）
皆がごく普通に、頑張ってねーなんて認める感覚が
ジェンダーフリーも変なファッションも校長先生の罵詈雑言も
なぁなぁで流れていく感覚が
嫌だなぁと感じてしまった。
そう感じることで
ああ、私ずれちゃってるのかなと
居心地悪かった。
髪の毛の覆面とかは面白かった。
あと、ビリーロード（キャリーフィッシャーの娘）演じる神出鬼没のジジが魅力的だった。あのくらい突き抜ければ居心地悪い違和感が無いのだけれど。
