【2020年47本目】1回目観に行った時に少し寝てしまったので、2回目にチャレンジ。理解が進んだ状態で鑑賞出来たのが良かった。ハウスパーティーをモチーフにしたコメディはアメリカの十八番とも言えるジャンルで数々の傑作が生まれている（個人的には『スーパーバッド／童貞ウォーズ』がベスト、『プロジェクトX』なども大好きな作品。）が、本作もそのひとつとして本国ではとても評価が高いらしい。どうしても文化の違いが邪魔をしてこの手の作品を完全に理解するのは日本人としては難しいものの、この映画は分かりやすい程丁寧に描かれているので全く問題無し。人種もジェンダーもフラットに描かれているし万人向けではないかと（但し下ネタは避けられない）。正直、綺麗事過ぎる気がしないでもないけど、後からジワジワこの作品は嫌いじゃないという感情が押し寄せる。あと、booksmartって単語の意味はこの映画をキッカケに知ったけれども、正に主役のふたり。対義語のstreetsmartと併せて知ると実に面白い。
