このレビューはネタバレを含みます
たった12分間で会話もシンプルだけど、温かくて心に沁みる作品。
涙が出た。
母親を亡くした青年の心の変化を、自然に描いている。
隣のお墓に話しかけている、父親を亡くした女性との会話がいい。
悲しみに背を向けるんじゃなくて、向き合うことで救われるんだと、そっと気づかせてくれた。
向き合い方はそれぞれだけど、ゆっくり受け止めていけばいい。
忘れようと努めるのがベストではないんだなぁ。
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私も父を亡くしたばかりの時に、友人の言葉に気づかされたのを思い出したので、ついでにメモ🌱
『いつも笑ってるなんて無理。泣いたからって情けないなんて思わなくていい。大切な人を失った俺たちは、絶対に他の人たちより少しだけ強いから。悲しいと思った時は素直に泣いていいと思う。』
明るく振る舞おうとしても、夜中になると涙が出るのを情けなく思っていたけど、悲しんでいいんだなと思ったら、すごく救われた☺︎
