Kaz66

罪の声のKaz66のレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.0
予想以上に面白かった。さすが日本アカデミー賞最優秀脚本賞受賞作(野木亜紀子)だけある。
監督は「ビリギャル」の…というより、この次の作品「花束みたいな恋をした」やTV「カルテット」で坂元裕二とのタッグでヒットを放った土井裕泰さん。日本を代表する脚本家と立て続けに名作を作り上げた手腕は映画でも十分通用するでしょう。
小栗旬と星野源の初共演、宇野祥平の助演男優賞ノミネート辺りが話題となったが、若葉竜也が小さいながら重要な役でいい演技をしてた。
関西人には馴染み深い『グリ森事件」をモチーフとしたサスペンスで、原作は2016年文春ミステリー国内部門第1位!
いい原作、いい役者、いい脚本・演出、そしてUru「振り子」という いい歌、と良作の要素がちゃんと揃った、クオリティの高いエンターテイメント作品でした。
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