ふざけんな

罪の声のふざけんなのレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
4.0
・グリコ森永事件をベースに、「もしかしたら裏側はこうではなかったか?」と想像して制作された映画。電話の声に使われた3人の子どもを軸に展開していく。

・見応えあったわー。実際の事件を思い出しながら見ていた。「こうだったのではないか???」の表現が本物っぽすぎて、これが真実なのではと錯覚してしまうほどだった。

・宇野さあああああん!!!素晴らしいよあなたは。暗い部屋で座っているシルエット的な画で「あ!これ宇野さんだ!」って分かったよ。だって存在感あり過ぎるもん。最後、母親と再会するシーンではしっかり泣かされた。

・関西を舞台にした作品はいつも不安になる。まともな関西弁話してくれるんだろうかと。今回も不安的中。小栗さんは頑張っていたけど、途中でふと関西弁が消えるんだよ。完全に標準語に戻ってんの。で、次の場面ではまた関西弁で話す。何だよそれめちゃくちゃやんけ。
イントネーションが変な人、変な場面はいっぱいあったけど、一番ひどかったのは星野源(トシヤ)の伯父のタツオ。イントネーションめちゃくちゃすぎて、せっかくの長い心情吐露のシーンがサムーいシーンになってしまった。こんなにいい作品なのに、言葉だけが残念だった。
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