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罪の声の一のレビュー・感想・評価

罪の声(2020年製作の映画)
3.7
野木亜紀子の脚本は裏切らない

グリコ森永事件をリアルタイムで観ていた世代ではないにしても、「キツネ目の男」というフレーズは何度も聞いてきたので身近に感じる事件

実際に起きた凄惨な未解決事件をモチーフにしていながらも、エンターテイメント作品として見事に昇華されたリアルなミステリー

派手さはなくともぐんぐん引き込まれる緊迫感の持続は、まるでノンフィクションかと錯覚するようなリアリティ
動機に関してはちょっと弱いかなとも思ったけど、ベースが未解決事件なので目をつぶる

キツネ目の男役の方のキツネ目の男感がエグいから鳥肌立ってしまう程普通に恐かった

登場人物がかなり多いので140分という尺は致し方ない気もするが、やはり少し長く感じてしまったのは否めない
とはいえミステリーとしての完成度は高いので、物語への投入感は文句の付けようがない

星野源が若干キツネ目なので、序盤に疑ってしまったのは内緒です☝🏻😇笑

2020 劇場鑑賞 No.084
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