ヤクザの組長&型破り刑事VS無差別殺人鬼！
なんだこの心躍る文字列は！万人御礼間違いなしのデスマッチですよ！
マ・ドンソク演じる組長の凄まじい圧からして一方的な試合展開になるかと思わせておいて、その実かなり狡猾な殺人鬼に刑事ともどもうまい具合に翻弄される絶妙なパワーバランス。
考えてみればそりゃそうだ。だってこの強面組長に喧嘩売るくらいなんだから並大抵の人間じゃあない。
背中を預けているようで本質的には敵同士な刑事と組長のポジションはまさに水と油で、その関係も物語のスパイス。
利害の一致からただ同じ容器に収まっている両者が後半になるにつれどんどん殺人鬼に対してヒートアップします。交わることが無くとも共に火にくべれば弾け爆炎を発する水と油。そんな両者を怒らせたらそらあのラストにもなりますて…。
もつれ込んだ延長戦の行方はどうなったのか…気になるところです。
