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パブリック 図書館の奇跡のhummingbirdのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
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司書のスチュワートは、ホームレスたちから寒波の夜に図書館に泊まりたいと言われるが、それが大問題に…。

ホームレス、アルコール依存症、フェイクニュース、弱者切り捨ての政治などが描かれていて、日米に同様の問題があるのが、すごく興味深い。

困ってる人を助けるという当たり前が、今は難しくなりつつあるので、こういう主人公にホッとした(しかも彼は上から目線なわけじゃなくて…)。

館長の「図書館は民主主義の最後のとりで」というセリフや、スチュワートが「怒りの葡萄」(図書館の自由に関する宣言が生まれたきっかけの小説)を引用したりと、図書館愛。

映像はステディカムとカット割。手持ちのカメラで、人物の位置関係などが分からない感じのカット割が変わってる。最近はこんな感じなのかな?
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