【なぜ人質は、犯人に味方したのか?】
銀行強盗と人質に取られた銀行員の、〝ストックホルム症候群〟という言葉の由来になった、実話を基にしたお話。
大好きなイーサン・ホーク主演作を楽しみにしながら鑑賞。
〝ストックホルム症候群〟
誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くことをいう。
〜Wikipediaより〜
確かに異様な状況下において、警察もマスコミも頼りにならない。近くにいて、コミュニケーションを取れる犯人がまともに見えてくるのも分かる気がする。
実際にそれが恋愛感情にまで発展するのは、さすがにイーサン・ホークだからだろうと観ながら感じるも、実話を基に作られた映画だから本当の話しなんだなぁ。と不思議な感じがした。
短い時間で分かりやすく、〝ストックホルム症候群〟から逸れる事なくまとめられた面白い映画だった。