何をやっても上手くいかない悪党のラースは、親友で刑務所にいるグンナーを助けるため、ストックホルムの銀行に強盗に入る。
ビアンカという女性を含む3人を人質に取り、刑務所に収監されていた仲間のグンナーを釈放させることに成功したラースは、続けて人質と交換に金と逃走車を要求。
しかし、警察が彼らを銀行の中に封じ込める作戦に出たことで事態は長期化。次第に犯人と人質の関係だったラースとビアンカたちの間に、不思議な共感が芽生え始めていく。
これが実話なんだからすごいよな。
映画の題材となったのは、1973年にスウェーデンのストックホルムで起こったノルマルム広場強盗事件。
しかも実話は犯人と人質が結婚してるんだからさらにすごい！
ハラハラさとか緊迫さはあまりなく、どちらかといえばコメディ要素が強めだけどそれはそれでありな作品でした。
犯人の人柄が良く、根は良い奴っていうのが人質の扱い方や接し方から伝わっていき、人質たちも長い間拘束させられていくうちに犯人たちをかばうようになり、謎の信頼感が芽生えてきてたのが面白かった。
みんなでタバコ吸ってるシーンとか謎すぎて最高だった！
見ているわたしたちもストックホルム症候群になってました。
