ストックホルム・ケースの作品情報・感想・評価

「ストックホルム・ケース」に投稿された感想・評価

みサ

みサの感想・評価

4.0
オンライン試写会にて。
書くの遅くなってしまった。

試写会に応募したのも忘れた頃、なにがきっかけだったかストックホルム症候群について調べてたから個人的にはとてもタイムリー。
おもしろかったー!
ストックホルム症候群の由来ともなった実在の事件を基にした作品。
意外と元の事件を題材にした作品は少ないみたいだから、ストックホルム症候群とこの事件を知るにはちょうどいい作品だと思う。

映画なんて客観的に観てたらつまらないし、感情移入してみるものだと思ってるから、私もまんまと人質と同じくイーサン・ホーク演じるラースに惹かれてしまいました。
善人が良いことしてもなんとも思われないけど、不良が少し良いことしたらなぜかすごく良いことしてると思われるのと似てるなぁと。
プラスからスタートしたものがさらにプラスになるのと、マイナスだったものがプラスになるのでは差が大きいように感じるんだろうね。

色合いと音楽がとても良かった。
ただ、日本版ポスターよ!
マーク・ストロングが出てることを押したい気持ちは分かるが完全に蛇足です。
(米版ポスターにはいません。)

【85】
ストックホルム症候群の語源になった事件を基にした奇妙で興味深い映画
イーサン・ホークが銀行強盗役なのだが、人間味があり憎めない
なので、人質同様に彼に感情移入し肩入れしながら、最後まで食い入る様に観てしまった
この事件についてもっと知りたい
2020/10/19 @fansvoicejp さんオンライン試写

例の症候群の元となった銀行立てこもり事件。
短絡的なのに人の良さ、滑稽さと悲哀が滲み出るイーサン・ホークとノオミ・ラパスの知性と母性の化学反応。
マーク・ストロングは長髪がセクシー。
ファッション、映像の色合いが終始オシャレ。
どど丼

どど丼の感想・評価

3.8
実際の事件がベースだと考えると驚く展開ばかり。あたかも現場にいるような緊迫感で終始ドキドキした!強盗と人質が気づいたら心が通じ合っていく様が驚くほど自然。こんな弾けたイーサン・ホークは初めてだ……
ryodo

ryodoの感想・評価

4.3
イーサン・ホークの人質になりたい。

[ストックホルム・ケース│Stockholm]'18
伝記/犯罪/コメディ/ドラマ//ロバート・バットロー監督/イーサン・ホーク/アーム・ストロング
(Fan's voiceオンライン試写会)

─ストックホルム症候群の語源になった、1973年にスウェーデンのストックホルムで起きたノルマルム広場強盗事件を題材に描く─


『なぜ人質は、犯人に味方したのか…』

めちゃめちゃ面白かった!
イーサン・ホーク大好き。

「ストックホルム症候群」とは、
誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くことをいう。

こーゆー心理って映画の題材にされやすいのかなぁ。あんま見たことないけど、思いつくのはケイト・ウィンスレットの「とらわれて夏」とか?

とりあえず、
本作はまさにそんな「ストックホルム症候群」の語源になった実際の事件を描いている…73年にスウェーデン・ストックホルムで起きた銀行強盗事件。

ある悪党が一人で銀行強盗に…
そして女性を人質にとり…
警察との長い交渉が始まる。

まず、イーサン・ホークのクレイジーでハイテンションな演技が最高!
あれは彼にしか出せないキャラクターだし、コメディ強めで面白い(笑)

人質役のナオミ・ラパスも良い。
初めましてだったけど魅力的な女優さんだなぁ。緊張感が伝わってくる演技。

そして、
肝心なストックホルム症候群的な心理ってのは…結局、無能な警察のせいで必然的に生まれてしまったのでは?
犯人は要求に答えず、人質最優先で動かない警察や政府が悪い。

そんな信頼できない警察なら…
そりゃ犯人側につきますわ!(笑)

金庫室で警察を手玉に取りながら強盗犯と人質が仲良さげな画が、
異常なんだけど最高すぎる!
狭い空間に犯人と人質…二人の男女…そこに愛が生まれたって不思議じゃない。

個人的には途中参戦する“ロン毛”のマーク・ストロングも好き。
ハゲてるイメージが強いから“ロン毛”にビックリ(笑)

事の顛末はちょっと意外だったけど、
ラストが最高なのよ…
あれこそが「ストックホルム症候群」の本質なのかもしれない。


イーサン・ホーク好きには堪らないし、シリアスとコメディが丁度良いバランスで娯楽として十分楽しめた。個人的には高評価。劇場でしっかり観たい!

アフタートークで監督ご本人登場。
ロバート・バットロー監督とイーサン・ホークのコンビは2回目なのか~『ブルーに生まれついて』も観てみたい。
しかし、最近やたらオンライン試写会が当たるな…(笑)
Tommy

Tommyの感想・評価

3.4
#ストックホルムケース
アメリカへの憧れと不思議な空間を体現したボブディランの名曲達,サスペンス・恋愛・コメディと横断するジャンル,キャスティングの妙が"犯人に人質が協力する"驚愕の事実をエンタメへと昇華する。摩訶不思議な共感能力が魅せる人間の優しさにいつしか我々も侵される
@FansVoiceJP‬
kassy

kassyの感想・評価

3.2
オンライン試写にて。

ストックホルム症候群の語源となったノルマルム広場強盗事件を描いた作品。

ストックホルム症候群とは、誘拐や監禁事件下において被害者が犯人と心理的なつながりを持つような事象の事である。

本作のイーサン・ホーク演じる犯人は、立てこもり事件を起こすものの、人質達に危害を加えることなく優しく、どこか茶目っ気のある憎めない人物として描かれている。あくまで親友であるマーク・ストロングと共に国外脱出をしようという目的の遂行の為に行動する社会からはみ出してしまった気のいい男なのだ。

事件は1973年。スウェーデン史上初めての立てこもり事件、初めてのテレビ中継された事件のようだ。
凶悪犯罪というよりは、どこか牧歌的なゆるい空気が漂うのは、ボブ・ディランをはじめとした軽妙な空気づくりに他ならない。人質達も最初は怯えるものの、犯人達ほ人となりがわかり始めると奇妙な連帯感が生まれだして緊張感がなくなっていき、犯人達に協力し始める始末。
被害者ノオミ・ラパスも最初は怯えた感じをだしてるけど、やっぱりガタイいいし今にも華麗なアクションしだしそうでなんとなくミスキャスト感が…

警察もめちゃくちゃ至近距離で犯人達と交渉するし、だんだん犯人達が殺すわけないとナメはじめるのが滑稽である。

話が特別面白いわけでも
演出が面白いわけでもなく、
なるほどこういう語源なのかぁ〜
と知識の蓄えになる、そんな作品だった。

見どころはマーク・ストロングのロン毛。
ヤマハ

ヤマハの感想・評価

4.5
FansVoiceJPオンライン試写で
犯罪者と被害者が心理的繋がりを築く"ストックホルム症候群"の語源となった事件を描く
シリアスな内容だけどコメディテイストな場面も多く90分程度に上手くまとまっていて面白かった❗
犯人が意外にも優しくて、人質側も脱出したい思いが一致して仲良くなるのは不思議だけどあるかもと思ってしまった
いつの間にか観ている自分たちも強盗側に味方していて、まさに人質と同じような感情になっていて、まさにストックホルム症候群を疑似体験していた…
アフタートークでの監督の話を聞いてDVなど身近にも起こりうると実感しました

犯人がイーサンホークが演じることで、どこか憎めないキャラになってるし、髪のあるマークストロングが新鮮だった笑
noboru

noboruの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

『価値観の逆転』物って好物なのでけっこう感情入って楽しみました。

どんどん見えてくる「銀行強盗」であるラースの心優しさと対象にどんどん暴かれていく正義や正しさという建前のもとに保身に走ったり、攻撃性を高めていく「住民を守る(仕える)立場の人々」。

ちょうど小説「三つ編み」レティシア・コロンバニ著を読み終えたところだったので、その終盤にある「ひとつの命を救う者は、みんなを救う」という一説を思い出し、ほんとそうだよな。と思った
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