門倉カド

聖☆おにいさん 第Ⅱ紀の門倉カドのレビュー・感想・評価

聖☆おにいさん 第Ⅱ紀(2019年製作の映画)
4.0
前作よりもパワーアップ。究極の脱力系コメディ!!

【賛否両論チェック】
賛:今回はアパート以外のシーンも多く、前作以上にイエスとブッダのほのぼのとした日常が、シュールな笑いと共に描かれていくのが楽しい。
否:そもそものキリスト教や仏教の知識が全くないと分からないネタも多く、笑い自体もとってもシュールなので、好き嫌いは分かれそう。終わり方もかなり唐突(笑)。

 前作はほぼほぼアパートのシーンだけで完結していたので、面白いけれどどうしても退屈してしまいがちでしたが、今回は沢山ロケを敢行されたようで(笑)、より様々なシチュエーションでのイエスとブッダの日常が、とってもコミカルに描かれていくのがステキです。
 そして本作の魅力といえば、ほんわかとした中に宗教ネタを絶妙に絡めたシュールな笑い。個人的にはUFOキャッチャーでの「カンダタ」ネタや、リンゴの「原罪の象徴」ネタ、交番での山田裕貴さん演じる警官とのやり取りなんかが笑ってしまいました。
 なので、特段「聖☆おにいさん」の知識は不要ですが、キリスト教や仏教に関する最低限の知識がないと、折角のネタも
「・・・何のこと?」
ってなってしまうかも(笑)。本作はどちらかというと、原作ファン向けの作品なのかも知れませんね。