画面がおしゃれでかわいらしかったし楽しかったんだけど、じゃ何がおもしろかったのかと聞かれても…
ベニチオデルトロが常に汚れたチャーミングおっさんだったのだけど彼をこんなふうに撮る作品もなかなか無くてユニークで、それはおもしろかったのだけれど
他には具体的に挙げられず、答えに困る感じ
途中から舞台作品みたいな劇中劇になったりアニメになったりで色々遊んでて、ウェスアンダーソンこれ撮ってて楽しかったんだろうなぁとは思った
豪華すぎるキャスト達が画面の端々に散りばめられてて追いかけるのが楽しいのだけど、小道具や背景まで小ネタ万歳で眼が忙しいし、話が仏語と英語のミックスで かつ割と捲し立てる感じの早口で耳も忙しいし、平易な日本語にしようが無い内容だから仕方ないんだけど話についてくためにはモリモリ字幕を追わなきゃいけないし…
なんだか理解しながらストーリーを追いかけていくのが大変な感じがした
途中から『これもう一回観ないとわかんないやつかも』とある程度諦めたとこある
あとは俳優さん達をあんまり知らない方がサラッと流して鑑賞出来るのかもしれない？…いや無理だけども
多分劇場か円盤でもう一回は観る
