Saki

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のSakiのレビュー・感想・評価

3.8
細かい部分まで凝っていたり、ユーモアが散りばめられていて飽きなかった。
キャラクター設定が個性的で作り込まれてる。
画面の色彩が可愛らしいのと、白黒とカラーになる対照効果をすごい上手く使ってるなぁと感じた。
キャラクターのセリフも一言一言がキャラクターの個性を引き立てていて、良い意味でリアルさを感じないから世界観に浸れる。
エンドロールのイラストもすごい可愛くて、日常の中の自分的なユーモアをイラストにするの人間味があって温かくなるなぁって思った。
ファッションも音楽も良いしエンターテイメント芸術だった!!
ビデオ化してから絶対もう一回見る!
最後の料理のチャプターで、黒人の編集者とインタビュワーのやりとりが個人的に好きだった。笑
なぜグルメについて執筆しているのかと聞かれて、『「なぜ?」と理由を聞くことは拷問だ。』みたいなところ。そんな全てに理由付けしなくても良いじゃんねぇ。笑
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