いよら

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊のいよらのレビュー・感想・評価

3.6
フィル友さんのレビューに惹かれて鑑賞。

フレンチディスパッチというアート系の雑誌の編集長が急死。その遺言により雑誌は廃刊になるので、その追悼号を出そうっていうストーリーです。

といっても、編集たちのバタバタとかではなく、(少しはそう言った部分もあるけど)雑誌の紹介というのがメイン。
それぞれのページ、編集者が書いたストーリーを映像化するっていう映画。
編集者それぞれのお部屋や仕事のスタイルの違いも面白いです。


いやぁ、アート作品でしたね。
こういう世界観はなかなかに入りにくいです。だから評価もしにくい。
全編にわたって繋がってるストーリーがあるわけではなく、編集者それぞれの個性が出てるなぁという印象です。
考える映画ではない、感じる映画。
細かいところに突っ込んではいけないですね。
映像綺麗でしたし、それぞれの持つ価値観とか、いろいろ面白かったです。一部アニメもあったりしますし。
アート作品なので、裸体を見ても何も思いませんでした。そういうものなんだなって。
いよら

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