ウェス・アンダーソンワールド全開のおかしな絵本の展示会を見ているかのような不思議な世界観の作品。
グランド・ブダペスト・ホテルに似ている世界観だけど、それをもっと悪化させてガチャガチャさせたような作品。
内容の理解、と言うか話についていくのが難しいから理解できないことを前提に見るのがこの作品の醍醐味だと思っている。それが私には丁度よかった。
三つのオムニバス作品からできていて、好きな人は大好きだし苦手な人は苦手。二つにはっきり分かれる作品だと思う。
私は少しつまらないようでクセになるオムニバス作品が大好きだからしっかりハマった。
これは確実にウェス・アンダーソンによるウェス・アンダーソンのドフェチ作品だと思う。
