このレビューはネタバレを含みます
受容した感覚を、そのまま個体間で伝達できる可能性のくだりに感心した。「キノの旅」のとある国や落合陽一氏を想起した。城壁の登場による個の関係の深化の話を聞くに、人が種より個を優先して、というより個が種をスルーできる時代がいつまで続くのかと感じた。
未開の話なのでどうしてもスピリチュアルになりそうだけど、いい具合に調節されていたので、BS世界のドキュメンタリーの塩梅で見られる。一時停止してメモを取りながら進めたい作品。
マイクロバイオームなど、目に見えない環境はまだまだ解明されていく領域だから、これからの楽しみは沢山ある。
メモ
逸脱が進化へ 人 発達障害もあるいは
クジラ 歌 伝達する距離と深度の相関 52ヘルツの鯨
アミニズム
魚 四原色の視覚
ライオン 子殺し 発情期
人 壁の建設に伴う個の関係の深化
情報伝達の解像度 受容した感覚を伝達
海に戻ったサピエンスの存在/遭遇するか
宇宙のフラクタル