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ブリスター! BLISTERのJINのレビュー・感想・評価

ブリスター! BLISTER(2000年製作の映画)
3.3
こんなのがあったなんて全然知らなかった。
若き伊藤英明が熱狂的なフィギュアマニアを演じている。
突き抜けたオタクが世界を動かすことはあれど、それが「フィギュアコレクター」だとどうだろうか?(笑)
伊藤英明のルックスでなければ彼女と同棲設定は説得力無しだったろう。

収集癖や征服欲は断捨離の敵だと最近つくづく思う。
好きな物に囲まれて暮らすことが幸福感に繋がるのはわかるんだけど、程々にしておかないと沼にハマれば経済的にも物理的にもドエライ目に遭うことになる。
勿論、どこまでも余裕がある人ならマニアックな方面でどんどん経済を回せば良いだろう(笑)

「ブリスター」っていう言葉自体知らなかった。
自分なら間違いなく開ける派だ。
買ったなら出して飾らないでどうするんだ?と思う。
変な方向で青春してて割と面白かったなあ。
共感はしないけど。
彼女の存在が尊いわ。


ここからは完全に余談だけども、コレクションしたものってみんなどうゆう扱い方をしてるんだろうか?
時々眺めてはニヤニヤして楽しんでるのだろうか?
自分は昔々は映画を観る度に必ずパンフも買っていた。
今は全く買わない。
どうせ一度しか目を通さないし、いちいち買ってたらキリがないからねえ。
保管場所も取るし、その分違う作品を鑑賞する方にお金を回したいという考えになってしまった。
よっぽど気に入った映画のパンフが電子書籍であるならDL購入するかも。
味気ないとは思うけどね。
LIVEやイベントでも使えないグッズは基本的に買わない。
予約特典にしても使えない物なら特に欲しいとも思わない。
ポスターとかステッカーとかピンバッジやら何やらかんやら、買ったり貰ったりしても結局どこかにしまったままになっている。
メルカリやヤフオクでいちいち売るのも時間を取られて面倒なので、そういったコレクターズアイテムみたいなものの断捨離をどうしたものか思案中。
昔の映画のパンフももう裁断してスキャンしてPDFファイルにでもしておくかと思い始めてる。
ただ、いざ手にとってしまうと、なかなかそんな風には思い切れないんだなあ、これが(笑)

「無駄なもの」って結構大事で、どこかで心の豊かさに大きな影響を与えてるよなあともつくづく感じる。
JIN

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