たいてぃー

思い、思われ、ふり、ふられのたいてぃーのレビュー・感想・評価

3.0
三木監督お得意の恋愛青春もの。「咲Saki」での演技以来、気になっている浜辺美波が主演、共演は「屍人荘の殺人」でも共演していた福本莉子、「キミスイ」で共演の北村匠海。もう一人の赤楚衛二は、今回初めて見た。
ストーリー的には、くっついたり離れたりの王道を行くもの。設定で変わっているのは、朱里(浜辺美波)と理央(北村匠海)が義理の姉弟ってとこ。そう、朱里の母と理央の父が再婚したためで、朱里の母親役は戸田菜穂。バツ2らしく神経質になってて、朱里から口でのキツい一撃があった。この母親と再婚した理央の父親は相当のイケメンなんでは?どんなヤツなんだ?と期待したけど、ごくごく普通の人で役者もよく知らない人。まあ、どうでもいいとこでもあるけど、気を使って欲しいなあ。
朱里は、元カレからキツい言葉を喰らう。「大事な時は何も言わない、後からなら何とでも言える」。それと、和臣(赤楚衛二)へ告白するけど、前置きで「あなたは私のこと好きだよね?」。引いちゃうネタだけど、なんか許せるのは、この女優の魅力からかな。
和臣が朱里へ貸すDVDが「アバウト・タイム」📀。これは、タイムトラベルして、過去を良く変えちゃうってストーリーと記憶している。朱里もこの手を使えば、元カレや和臣とうまくいったんじゃない?で、この作品を取り合わせたのかな。それとも、ヒロインのメアリー(レイチェル・マクアダムス)と朱里が似ているってことから。うろ覚えだが、チャーミングさが似てる?
主演の浜辺美波。もっと違った面を見せて欲しかったが、この役どころではしょうがないか?今後に期待しておく。北村匠海、「猫」って曲の歌いっぷりはエモいんだけど、この作品での演技は、あまり目立たってない。器用そうだし、同様に違う面を見せて欲しいなあ。