Nari

思い、思われ、ふり、ふられのNariのレビュー・感想・評価

3.8
「まさしく→思い、思われ、ふり、ふられする映画だった」
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大好きなキミスイコンビと最近のオレ的イチオシ女優と仮面ライダークローズという神キャス映画。
監督はアオハライドやぼく明日など、
数々の青春・恋愛映画を手がけてきた三木孝浩。
安定の三木クオリティ←いつもの淡い色合いの感じ。
愛おしくて、むず痒くて、キラキラしてて、でもどこか切なくて、、
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「みんなが幸せになれる方法があればいい
誰だって傷付きたいわけじゃない
なるべく笑って過ごしたい
いつだってそのための選択をしてる―はず。」
日本人は、とくに最近の若い人たちは、
変にお利口さんになりすぎていて、空気を読みすぎる。
回りの幸せを気にして空気を読んでも
結局自分が一番幸せじゃなかったりする。
だったらそんな空気の読みあいは苦しいだけじゃん。
人はできないの言い訳を後付けするのが得意だし、空気を読んで逃げるのが上手い。
好きだったら、自分をもっとがんばってみればいいじゃん!
って応援してくれる作品。
また、子を持つ親が観ると、意外と痛いとこ突かれるんじゃないかな。
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役者陣はもうみんな良かった。
特に福本莉子が最高すぎた!
まず何より超絶可愛いし、観てて背中押してあげたくなると思ったら、いつの間にかこっちが押されてるような、そんな由奈という人間を120%表現してた。
好きの辞め方が分からないっていうシーン←キュン死でした。
あと特に女性陣の目の演技が凄く印象的だった。
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少しテンポが悪く、尺が長く感じる節はあったが、
ラスト髭男の115万キロのフィルム流れたら、
あーーー好きってなったww
とりあえずアバウトタイムまた観たくなったので観まーす。
Nari

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