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見えない目撃者のtonton88のレビュー・感想・評価

見えない目撃者(2019年製作の映画)
3.2
人は
あからさまに、興味を持たれることには
抵抗がある。
深く関わられることに慣れてもない。
それでも、自分に関心を持たれたいし
理解もして欲しい。

自分を救う神様がいるなら
自分の都合の良い理解を示して
欲しいものを与えてくれる存在が
神に見えることもある。

反対に人を見る時。
一般的に
表面から見て取れることは少ない。

単に向き合って
解ろうとしても、サインも小さく
些細な動きや細かなこころの動きに気がつくことは難しい。

こちらはわかって欲しいけど、
相手はそれほど汲み取れる訳じゃない。
だから諦めてる。

盲目が故に
感性が鋭く、読み取れるわけではない。
自身の後悔と過去の誤ちからの解放とか
強い動機と意思が解読を助ける。

相手の中に入って理解したいと思うこと。

盲目の目撃者の細かな仕事が
もっと読み取れるともっと共感
出来るのかもしれない。

感情の幅がない。
執拗にねちこく、淡々と。
浅香航大の不気味さがいい。
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