人は
あからさまに、興味を持たれることには
抵抗がある。
深く関わられることに慣れてもない。
それでも、自分に関心を持たれたいし
理解もして欲しい。
自分を救う神様がいるなら
自分の都合の良い理解を示して
欲しいものを与えてくれる存在が
神に見えることもある。
反対に人を見る時。
一般的に
表面から見て取れることは少ない。
単に向き合って
解ろうとしても、サインも小さく
些細な動きや細かなこころの動きに気がつくことは難しい。
こちらはわかって欲しいけど、
相手はそれほど汲み取れる訳じゃない。
だから諦めてる。
盲目が故に
感性が鋭く、読み取れるわけではない。
自身の後悔と過去の誤ちからの解放とか
強い動機と意思が解読を助ける。
相手の中に入って理解したいと思うこと。
盲目の目撃者の細かな仕事が
もっと読み取れるともっと共感
出来るのかもしれない。
感情の幅がない。
執拗にねちこく、淡々と。
浅香航大の不気味さがいい。