1人でも多くの人にこの作品を見てもらいたい。映画を見終えて自分は心からそう思った…😨
①
乙一 ✖️ Jホラー
本作は「リング」を下敷きにしたかのような作品である。
(乙一は、ホラーというより広義のミステリー作家だと思う。そして「リング」もミステリー的な構造のホラーである)
いまさら「リング」を模倣する必要性もなく、これは「本歌取り」のような感じだと思った。
本歌取り
歌学における和歌の作成技法の1つで、有名な古歌(本歌)の1句もしくは2句を自作に取り入れて作歌を行う方法。主に本歌を背景として用いることで奥行きを与えて表現効果の重層化を図る際に用いた。(wikipediaより)
②
リング的な話をやる場合、描かなければならないポイントは…
👻幽霊、呪いはどうやって発現、伝播するのか?
🤡呪われるとどうなるのか?
☠️呪いを解くにはどうすればいいのか?といったことだ。
例えば、
👻呪いの伝播の仕方は染谷将太の語る怪談話に関係があるんだけど、その怪談話も「指を使った説明」でワンアイデア。
🤡死に方は、両目が…🤩
☠️呪いの回避方法も単純ながら膝を打つようなもので、全てよく考えられていると思った。
それらを踏まえたうえで、伏線あり、意外性あり、最後にオチありのミステリー作家らしい「そー来るのか…」的な展開が良かった。
③
まぁ呪いを解こうと奮闘する途中で主人公男女の淡い恋愛描写はなんだかのんきに感じてしまった。お前らまだ呪われてるから!🤯
だけど、それもその後の展開に関係して来るから必要なシーン(微妙なシーンでも後に関係してきたりするので納得できた)。
④
最後に…
会話して回るシーンが多いんだけど、そこは画面が貧しいというかスカスカした印象😣
しかしうってかわってシライサンが出てくると怖い!すっごい怖い!😰
ということですごいおもしろかった。
(でもハードルは下げて見てくださいね🤔)
※オチなんてあった?という人はググろう!
※映画を見るときは「イヤホン360」というアプリ(とイヤホン)を使うと良いらしいですよ!(オレは知らなかったけど😢)
※2回目、2/6ユナイテッドシネマ豊橋