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ザ・バウンサーのregencyのレビュー・感想・評価

ザ・バウンサー(2018年製作の映画)
3.0
近年は『キックボクサー』や『ユニバーサル・ソルジャー』といった過去作の焼き直し版への出演を繰り返すジャン=クロード・ヴァン・ダムが、久々に故郷ベルギーが舞台の作品に出演。
このヴァン・ダムがとにかくシブい。
ワケありで寡黙なシングルファーザーの用心棒という設定が、年輪を重ねて円熟味を増した今の彼によくハマっている。
アクションシーンも、人気絶頂時のトレードマークだった180度開脚パフォーマンスのような派手さもなく、ひたすら無骨に殴る蹴る。ガンファイトも、POV視点のワンカット長回しの多用など、試行錯誤ながら見せ方に工夫を持たせている。

あらすじ自体はひねりがないし、明らかに低予算と分かるチープな画作りは如何ともしがたいものの、これはこれで新たなヴァンダミング・アクションとして評価したい一本。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/subeteno-3/
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