なんだろう……33超えたあたりから若い男のキャスト見て「可愛い」とか「カッコいい」とか思うことが多くなった。
今回は本作の窪田くんにやられた。何この子、演技うまくない?ヒロインと地べたに座って喋ってるシーンとかドキュメントかと錯覚しかけた。
基本的に目の暗い俳優が好きで昔は白夜行の山田孝之、最近ではキミスイの北村匠海とか好きなんだけど、窪田くんってこんなに良い目してたんやね。
どのシーン見ても彼の目に視線が吸い寄せられてしまう。
ちょっと窪田くんの他の作品が見たくなってきた。
作品的にも割と好きな内容。キャラの意外性てんこもり、細かい笑いどころも多くてあげていったらキリがないけど、印象に残ったのはあの易者ね。
窪田くんが身の上を話すたびにバカ正直に「あ、そうなんだ」て言っちゃうあたりが好感持てた。いやいや、そこは「そうね、そういう相も出てるよ」的なこと言ってもいいのに、「あ、そうなんだ」て言っちゃうあたりが短いシーンながらめっちゃチャーミングだった。だから彼が「君、健康だね」て言ったあたりで、いや本当なんじゃね?て気にさせられた。
酔っ払いのお姉さんは是非一緒に飲みたい。ああいう酔い方してる人楽しそう。
ラストのモンタージュは個人的にはもっとくどくても良かったかな。薬から抜け出すことは生半可なことじゃないだろうし、その戦いは永遠につづくことでしょうが、まぁ「死ぬ気でやれば」ね。
ちなみに途中までチャイナマフィアのお姉さんのことをめっちゃ中国語の上手い仲間由紀恵と勘違いしてました。