久しぶりにまともな“三池節”炸裂映画でした。
企画プロデュースの東映の方が「孤狼の血」成功での反響を受け『東映が作るべきはこういう作品だ！』と思ったそうで、ココにたどり着いたのも分かる気がするし、三池監督もそこそこやりたい事がやれた作品なんじゃないでしょうか。
“闇社会／バイオレンス感”も「荒ぶる魂たち」や「許されざる者」までとはいかなくとも「十三人の刺客」「クローズ」ぐらいまでは戻ってきたと思います。
皆さん書かれてるように、染谷将太とベッキーが完全に主役を喰ってる感はありますが、窪田正孝くんもカッコいいしオーディションで3000人の中から選んだ小西桜子ちゃんもいい味出してますし、他のキャストも見事にハマってます。
日本公開に先駆けて全米で公開した“評価”は余り聞き及びませんね。ジェームズ・ガン（GOTG,ブライトバーン）監督とか好きそうな気がしますが…。
タイトル「初恋」からは想像も出来ない内容ですが、、僕はすごく楽しめました。（笑）
