たっツん

ディヴァイン・フューリー/使者のたっツんのレビュー・感想・評価

4.1
クソエンタメアクションなのに冒頭から主人公が神の不在に憤りを感じ嘆いていてその後もそんな描写が挟み込まれているなど、韓国のキリスト教の根深さを察する。

とはいえ、単純に除霊アクションとしてだけでもめちゃくちゃ楽しい作品です満足しました。
悪魔的演出のギミックの楽しさを味わうだけで成立する作品です。


終盤で主人公の手が燃えてバージョンアップするのですが、彼の強さの所以がボクシングであり、コンビネーションなので、片手の一撃必殺は見ていてかなり諸刃の剣だなと思いました。
殺傷能力があり強力な刃物ですが、それを持ってしまうと"切る"ことしか出来なくなってしまい、逆に"不自由"な戦闘スタイルになってしまうという話を思い出しました。
たっツん

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