みかん

ブラック・ウィドウのみかんのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

公開初日のレイトショーで見てきました!
東宝で上映されないってことで、市内で唯一上映されてた映画館に行ったのですが、平日の夜なのに人多かったー。
皆待ちわびてたんだなぁって痛感しました。
約1年、待ちに待ったよ。
めちゃめちゃ楽しみにしてました!

予告でスタンリーの言葉とともに、フェーズ4の公開ラインナップが流れ、約2年ぶりのMCUの新作公開とこれからの楽しみに、映画館でのワクワクが戻ってきたって感じました。
一緒に見に行ったお友達(MCU追いかけ中)がそんなに間を開けずにたくさんあるの!?ってびっくりしてました笑。

さて本編。
これまでもちょこちょこ出てきていたナターシャの過去、レッドルーム時代のふりきれなかった想いにけじめをつけるお話。
ストーリーの流れは正直予想通りだったので、驚くような展開はなかったけど、ナターシャのかっこよさを堪能できたのでよかった!

血の繋がっていない、疑似家族。
アベンジャーズの関係もそうですが、同じ境遇や力を持つが故の孤独や苦しみ、悲しさで繋がっている。
でも、そんな繋がりの中にも、歪だけど愛が芽生えたり、気持ちに寄り添いあう。
一般的な家族とは違うけど、そんな繋がりも大事なものだと思います。
エンドゲームでのナターシャの決断は今でも悲しいけど、自己犠牲だと否定はできなくて、純粋に生かしたい命を想っての選択だったと受け止めています。
生かされた命をどう生きるか。
だからこそ、ナターシャの覚悟を突きつけられた、また自身も同じ覚悟を持ったホークアイのその後がめちゃめちゃ気になる。
作中でも触れられていた、ホークアイとの出会いやシールドに入るまでの2日間?っていうのも気になって仕方ない。
エンドクレジットの伏線から、ホークアイのドラマシリーズでこのあたりの話も触れられると信じて、楽しみに待ちたいと思います!
贅沢言うと、レッドルーム時代のナターシャの内面の掘り下げがもっと見たかったな。
どういう気持ちの変化があってレッドルームから逃げたのか。
何を思ってシールドに身を寄せたのか。
ホークアイとの出会いが彼女の何を変えたのか。
このへんがめちゃめちゃ見たいです。。。

あと、エレーナがめっちゃめっちゃ可愛くて、一気に好きになりました!
強気に振る舞ってるけど、時折甘えたい妹気質みたいなのが見えて、もーたまらんかったよね。ムチムチボディも好き!
彼女も今後シリーズに出てくる感じだったので、楽しみです。
アレクセイは割りとグズいことやったし言ってたけど、なんやかんや協力してくれたし、なんかキャラクター的に許されてたけど、よくナターシャもエレーナも許せたな笑。
憎めないってやつなのかな。
ドレイコフは救いのないクズでした。
ファルコン&ウィンターソルジャーで初登場したヴァルも、また意味深で、どういう立ち位置にいる人物なのかかなり気になります。
今思うと、シャロンと繋がってるのは彼女なのかなーと。
アベンジャーズから逸れたメンバーを集めてる?
うーん。気になります。。。

個人的には、ストーリーの荒いところがちょっと気になったのは正直あります。
ナターシャが葬ったはずのドレイコフは何で生きてたのか?、ドレイコフの娘を巻き込んだ理由もぼかされてた気がするし、タスクマスターの能力チートだけどあんま活かされてなかったなーとか、頭突きでフェロモン絶ちきれるの!?とか、アレクセイとメリーナの心境の変化も唐突な気がしたし、レッド・ガーディアンは超人ではない?表舞台でも活躍してたっぽいけどレッドルームが作り上げた兵士なのか??コミック読んでないからいまいちよく分からなかったな(言い方悪いけど、ドレイコフは何で彼を生かしておいたのか。詰めが甘くない?)。物資提供してくれてた友達との繋がりもふわっとしてたし。。。
とまぁ、色々ありますが、それでも十分面白かったんです!
これまでの作品からの期待とナターシャへの思い入れが強すぎて、好きがゆえに色々求めすぎなのかもです。
見直したらまた見方も変わるかも。

とりとめのない感想になっちゃいましたが、久々のMCUを映画館で見れてよかった。
9月のシャン・チーも楽しみです(^-^)
みかん

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