ディズニー・プラスの見納めにあと一つくらいMCUを観てみるかと選んだのが本作。
本作もいつのまにやら公開からもう3年か。
・・・あれ、面白いじゃん。
いや、今回まとめて観たMCUの近作の中では、ソーもガーディアンズもアントマンも抜いて一番の面白さ。
キャストも充実。スカーレット・ヨハンソンは新作『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』での貫禄のオバチャンぶりに比べるとまだスリムでカッコイイ。
『女王陛下のお気に入り』以来のレイチェル・ワイズもまだおキレイ。
オルガ・キュリレンコはメイクのせいで途中まで誰だか気づかず。
フローレンス・ピューは何本か観た主演作の中では一番面白かったかな。
あ、まだご存命のウィリアム・ハートも。本作が実質遺作とか。かなり痩せてますね。
ブラック・ウィドウの最後の作品なので他のMCUとはもう繋がらないのかと思いきや、来年公開予定のMCU34作目『サンダーボルツ』では本作からエレーナ(ピュー)、レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、タスクマスター(キュリレンコ)が参戦、亡くなったW・ハートが演じた合衆国国務長官サディアス“サンダーボルト”ロス役を引き継ぐのはハリソン・フォード!(次作では合衆国大統領)
MCUはもう飽きたと思ってたけど、ちょっとだけ興味が・・・
ところで今回、レッド・ガーディアンが間違われたクリムゾン・ダイナモというキャラ名、どこかで聞いたことあるなと思ったら、昔よく聴いていたポール・マッカトニー&ウィングスのアルバム『ヴィーナス・アンド・マース』の中の曲に出てきたことを思い出しました。
曲名は「磁石屋とチタン男」(原題: Magneto and Titanium Man)で、この歌詞の中にクリムゾン・ダイナモの名前が出てきます。
しかし英語のできない哀しさ、歌詞のストーリーは全く意味不明。
しかも磁石屋とは『X-MEN』のマグニートーのことだったと今回初めて気づく始末。
ちなみにチタニウムマンもクリムゾン・ダイナモも『アイアンマン』に出てくる悪役とか。
今回、歌詞の日本語訳を見つけて読んでみましたが・・・やっぱり全く意味不明でした。