Aya

8番目の男のAyaのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
4.0
法廷ものって重苦しい空気感が苦手で普段あまり観ない方なんだけど、それでもこれはよくあるタイプのものとは一味違っていて面白かった。裁判中のシーンより、陪審員たちが無罪か有罪かを決めるために相談したり検証したりするシーンの方が多かったからかな?

主人公のクォンナムをパクヒョンシクが演じているんだけど、少し垢抜けない感じのキャラなのが良い。これが「ト・ボンスン」のミニョクと同一人物だなんて…!全然違う人にしか見えなかったな。でもそれってきちんと演じ分けられているということだから、俳優として素晴らしいことだと思いました✨✨

このクォンナム、最初はなんだか優柔不断で頼りない感じなんだけど、物事を適当に済ませずきっちりやるタイプなんですね。陪審員は一人の人生を決めるという責任重大の任務だからこそ、とことん自分の信念を貫いていく。それによって化学反応が起きて周りを動かしていくところがとても良かった。ラストは胸が熱くなりました。
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