糸侖

8番目の男の糸侖のネタバレレビュー・内容・結末

8番目の男(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

第一回国民参与裁判

わりとコメディ調なのかなと最初思ってたけど、そんなこともなく。

まあ真実がどうなのかは正直わからないけど、人の一生を左右する判決のために陪審員8人が段々と本気になっていく姿がリアルだった。
素人8人が捜査し出す。

裁判までの段階でもっとちゃんと捜査しときなよとは思う。記憶もない被疑者が自白したからって警察も検察も甘い。韓国作品ではいつもだけど、本当に警察がザル。

担当の裁判長が女性ってのもラストの判決にはだいぶ影響していたのかな。
あのあとどうなったんだろ。検察は上訴したのかどうか。

陪審員という一般人の感覚も大事だけど、プロの感覚も大事。もちろんちゃんと吟味してることを前提で。

「国民参与裁判の無罪率は通常の裁判の3倍以上。現在 陪審員評決を採択する改正案が国会で論じられている」
素人が人を裁くことの難しさ。責任の重さ。
糸侖

糸侖