記録。
その告白は本になる。
カンヌ国際映画祭コンペ選出のフランス産官能ドラマ。フランスを代表する豪華俳優陣が出演してるらしいのだが、その辺は疎いので良く分からず。
観て良かったかどうかでいうと、観なくて良かったなぁってのが正直な感想。つまんない作品特有のイラつきはそんなに無かったんだけどなんでやろ…?
主人公は作家兼セラピストのシビル。執筆に専念するためセラピーのほうは引退する決意を固めるものの、新規クライアントで女優のマルゴのセラピーを引き受けることに。シビルはマルゴの赤裸々な告白を自身の小説にしたため始める。
…作家を兼業してるセラピストに誰が相談するねんってのがファーストツッコミ(患者は知らんのやろけど)。案の定マルゴは小説のネタにされてまう。いやいやモラルとは…。こんなセラピー絶対に嫌や。
そして物語が進むにつれてよくわからんくなる展開に置いてけぼり。登場人物の行動原理が意味不明で何故そうなる?の連続なんです。
この映画から何を受け取るべきなのか最後まで理解出来なかったんだけど、もしかして作ってる側もよく分かってなかったんじゃないかな。