クリープ

燃ゆる女の肖像のクリープのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.6
アートや詩的な映像で切り込んでくる、監督の趣味に 付いていく映画と思いきや、
全くの娯楽作品☕
鑑賞中の残り時間や スマホの誘惑から いかに観客の心をとらえ続ける事が大切かを、熟知している新感覚ムービー☘️
●ポスターにして引き伸ばしても耐えられる贅沢な映像体験に、木炭デッサンの柔らかい 筆圧を調整するようなデリケートな人物描写🍒
●シンプルに "みる" "みられる" ことの素晴らしさを認識させてくれる♪

画家の主人公が 肖像画の仕事を依頼される
そして依頼主からの希望で画家であることを秘密に、 盗み見とテクニックで描く事を条件とされてしまう。

カメラは画家の目線となり、 被写体に集中しているエネルギーが、画家である主人公の角膜の色を濃く レンズを絞る。
耳の軟骨のかたち 頬 肌 体 右手 ディティールをプロとして次々と攻略していく。被写体を見過ぎてはいけない 、意識が伝わりモデルが神経質になっていく・・

動揺 困るときの細かい癖がわかる時、被写体は あなたを観察している♥️
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