トレンティン

燃ゆる女の肖像のトレンティンのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.1
設定が非常に斬新。絵を完成させることが逆説的に相手を縛ることになる。まるで額縁に入れるが如く。

セリーヌ・シアマ監督は、エロイーズ役のアデル・エネルと付き合っていたが、本作の撮影前に別れている。実際に恋したからこそのシーンの数々。どれも一つ一つが芸術的で美しい。

女性の目線にフォーカスを当て、こだわり抜かれた映像に、気づけば恋に落ちている。
トレンティン

トレンティン