ブラジルの田舎町を舞台に、
ミステリアスかつ自在な語り口で撮り上げ、
異色のバイオレンス・アクション。
何者かによって次第に追い詰められていく住民たちの抵抗の行方を、
過激なバイオレンス描写とともに描き出していく。
ジャンルが“アクション”“ミステリー”“ホラー”となっているが、
どのジャンルかよく分からない。
冒頭が宇宙から始まるのは意外だった。
舞台はブラジルにある村バクラウ。
自給自足をするコミュニティで、
ちゃんとスマホやインターネットも使えます。
前半は村の独特の日常が淡々と描かれる。
めっちゃ分かりやすい空飛ぶ円盤が現れたと思うと、
そこにマイケル演じるウド・キア率いる殺し屋がやってくる。
出演者は知らない役者だけだと思っていたので、
唐突なウド・キアの登場は良かった。
こんなところにウド・キアである。
バイオレンス描写はまぁまぁだが、
アクションは少なめである。
ラストは血みどろの銃撃戦を期待したのだが、
ウド・キアの意味不明な行動で台無しに。
何がしたかったのか?
それでも人が残酷に死ぬ作品には間違いない。
フルチンじいさんや、
おっぱいがいっぱいだった。