けーな

しあわせの百貨店へようこそのけーなのレビュー・感想・評価

4.3
なんて心温まる映画だろう。ほっこりしたし、勇気をもらえた。皆、色々な悩みや葛藤を抱えているけれども、それを乗り越えていく力を持っている人達だったと思う。人と人との出会いって、いい物だなと改めて感じることができた。

1959年のオーストラリア、シドニーにある百貨店が舞台。そこのドレス売り場で、短期バイトを始めた高校生のリサと、その売り場で働くお姉様達との物語。彼女達が一生懸命、人生を歩んでいる様子が、伝わってきて、静かに感動を覚えた。

「ドライビング・MISS・デイジー」のブルース・ベレスフォードが監督。

原題は、「Ladies in Black 」(黒い服を着た女性たち)。 百貨店で勤務中に、彼女達は、黒い服を制服代わりに着ているから。

登場人物に、悪い人がだれもいなかったのが、この映画のいいところだったなと思う。

夏のクリスマスって、やっぱりちょっと不思議な気がしちゃう。
けーな

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