戦争捕虜から英国のプロサッカーチームに入団して大活躍し、英独両国から勲章を授与された、偉大すぎるドイツ人サッカー選手トラウトマンの伝記的作品。
観たかった内容からすると終盤ぼやけてしまった感じ。
一番興味があったのは、マンC入団直後に向けられた凄まじい敵意との闘いで、、フィーゴが受けたような強烈な憎悪を一身に浴び続け、その苦境を乗り越えてリスペクトされるまでになったプロセスこそを、濃密に描いて欲しかったのですが、そこは思ったより薄味。
FAカップ以降の夫婦の問題はバサッと省いて、ナレーションで終わらせてでも、そこをもっとコッテリと描いて欲しかった。かな。