ジェンダーギャップ指数上位の常連で、何かとロールモデルとされる北欧において、ずっと専業主婦だったという設定は相当希少なはずで、踏み出す一歩の重さにも説得力がある。
たどり着いた仕事なユースセンターの管理人という「公」との距離感もまた北欧らしい。
サッカーチームに散りばめられた人種や民族の多様さも至極ナチュラル。
ただ、あまりに展開がありきたりて、何も新しいものがなくて、薄味すぎたかな…
パリに行けたのは良かった。マリアンヌ・フェイスフルの「ルーシー・ジョーダンのバラード」を思わせるし、「テルマ&ルイーズ」も見たくなります。