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レ・ミゼラブルのもものレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
3.3
フィクションの未成年に腹を立てても仕方がないと思ってはいるのだが、本作のイッサだけは殴りたくてしょうがない
欲望にまかせて動物を盗み、あわや抗争を引き起こすところだったのに、警察に拘束されると当然の権利とばかりに全力で逃げようとする
反省もないし優しさも責任感もない、あるのは目先の欲求だけ
貧しい子供とはそういうものだといえばそれまでだが、こんな奴に終盤で「移民の怒り」を代表されても全く響かない
あとフランス映画全般に言えることだが、登場人物が全員「結論」をぶつけ合うだけで根拠や理由を説明しないし、妥協点を探ろうともしない
「俺は〇〇したい!」
「俺はしたくない!」
「俺はしたい!」
「したくない!(相手を小突く)」
「何をする!(小突き返す)」
こんなんを延々やってるだけで、コミュニケーションが成立していない
こんな猿の罵り合いみたいな会話を警官同士でやってるんだから治安が悪化するのもやむなしと言える
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